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総務課

2024年04月17日

地域を支える直売所フロアマネージャー募集

農家もお客さんも幸せな売り場づくり。直売所フロアマネージャー募集 



 「赤村特産物センター」(直売所)のフロアマネージャーを募集します。福岡県赤村は県内で唯一の「有機農業推進モデルタウン」にも選ばれており、特産物センターはこの地域の農業者とコミュニティを支える重要な直売所です。ここで、魅力的な売り場を一緒に作ってくださる方を募集しています。

 求める人材は、スーパーマーケット・道の駅・直売所などのサービス業の経験がある方で、地域の農家さんとたっぷりとコミュニケーションを取りながら働くことを楽しんでいただける方です。フロアマネージャーの経験がなくとも、丁寧に指導しますのでご安心ください。

 なお、勤務にあたっては、「地域おこし協力隊」として赤村役場の任期付き職員(会計年度任用職員)となります。詳しくは下記の募集要項をご覧ください。

赤村特産物センター

 特産物センターは、自然豊かな赤村の農産物直売所です。有機栽培、無農薬、減農薬で栽培された野菜も販売しており、果物、花、米、精肉など赤村で採れた季節の農作物が所狭しと並んでいます。梅干し、漬物、味噌などの手作り加工品も多く、完熟有機トマトケチャップなど村内でつくられた人気の商品も多数あります。

 店舗には、もちやパンの製造場所も併設しており、作りたてを味わうことができます。ホタルが舞うきれいな水で育まれた餅米で作られたおもちは、正月用のお鏡としても好評をいただいており、年末になると村内外から注文が殺到します。また、併設する食堂「とことん」では季節の食材たっぷりの「ばっちゃんカレー」も人気です。直売所ですので、毎朝、村内の農業者が直接、野菜を出荷してくださいます。平日は地元の方々が日々の買い物に、休日には近隣の都市部から新鮮な野菜を求めてお客様がいらっしゃいます。

 最近では、地元で野菜を作ってくださる農業者の高齢化が進み、出荷される農産物が減ってきています。そのため、お客様が買い物にきてくださっても、1日の終わりには品物が少なくなってしまうという課題を抱えています。その反面、時期によっては一部の野菜の出荷量が多すぎて、売れ残ってしまうという課題もあります。

 このような状況や近隣の類似施設営業開始の影響で、近年は売上が減少してきていました。そこで、2021年に新たに店長候補を募集し、現在の吉村店長が着任。吉村店長とスタッフの努力によって、売上の減少は昨年までに下げ止まり、6年ぶりに前年比を上回る売り上げとなりました。吉村さんも地域おこし協力隊の制度を活用して着任されています!

 今後は、より良い売り場づくりを目指して、フロアマネージャーと共に、売り場づくりを進めていきたいと考えております。



【特産物センターの現状】
・運  営   赤村特産物センター運営協議会(任意団体) 指定管理運営
・会  長   在津圭太
・営業時間   8:30~18:00 年中無休(年末年始休み)
・スタッフ   11人(店長1名、副店長1名、パート9名)
・年間売上規模 約1億6千万円
・販売形態   委託販売(特産物センター運営協議会は手数料収入により運営)
・運営メンバー 店長は地域おこし協力隊として着任した吉村さん。百貨店での
        職歴を活かして、経営改善や新規企画を進めています。
        副店長は地元の春本さん。出荷者さんや
        地域のことにも詳しいです。



<フロアマネージャーの仕事>

 フロアマネージャーの仕事は、お客様に喜ばれる売り場づくりです。直売所には毎朝、地域の農家さんたちが運び込む新鮮な野菜や商品があり、遠方からきてくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。常に気持ちよく買い物ができるように、また大切に作られた野菜たちが売れ残らないように、売り場の管理や接客業務を行っていただきます。

 1年目は店舗全体の業務内容を覚えること、地域の出荷者と仲良くなることが重要です。そのために地域の方々に顔と名前を覚えてもらい、野菜や生産物の知識を教えてもらうことを通して、コミュニケーションをたくさんとってほしいと思っています。そのような目的から、出荷者が集まる早番シフトを中心として入っていただきます。早朝7時からの勤務ですが、15時には退勤できますので、自分の時間もしっかり取れます。

 課題としては端境期などの品薄状態です。そのため、新規就農者の方々や高齢者の方でも、農作物を出荷していただけるような環境づくり、仕入れや出荷調整の仕組みづくりも今後、運営協議会として考えていかなければいけないと考えております。例えば、商品数確保のために車の運転が難しい高齢者に代わって作物を集荷したり、出荷数、手間の問題から今まで出荷に至らなかった農業者の農産物を掘り起こすなどの取り組みも2年目以降に検討していきます。また、出荷調整としては、農業者との話し合いや設備の見直し等により、商品数の平準化などの取り組みも準備していきます。他にもできるプロセスは色々あると思います。ぜひ、一緒に考え、試していただきたいです。

 特産物センターは、地域の農業とコミュニティを支える要でもあります。新しい取り組みには農業者の皆さんの理解や地域との信頼関係が欠かせません。店長やスタッフと協力しながら一緒に考え、忍耐強く一緒に動いていくことになります。

 目指すのは、村民の笑顔。そのためには村内の農業者のニーズにも、お客様のニーズにも応えられる体制をつくり、ひいては自立運営していくだけの売上をつくっていく必要があります。



【日々の業務】
 1年目は生産者との関係性をしっかり築くために、売り場を中心に仕事をし足場を固めていきます。「何が、いつ売れているのか」を売り場で把握し、出荷者に還元できることで、出荷者にもお客様にも喜んでもらえる売り場を作っていきます。
日々の業務は出荷サポート、店舗運営業務(開店、閉店準備等)、お客様対応、販売管理、出張イベント、Instagram情報発信、シフト管理などがあります。業務は先輩スタッフが丁寧に指導しますので、ご安心ください!

 また、2年目以降はこれらの業務に加えて、端境期や出荷量の課題を解決するための仕組みづくりを一緒に企画・実施していくことになります。



【目指したいこと】
・来客数、売上のアップ
・高齢の方でも出荷できる仕組みづくり
・村内の買い物客のニーズに合わせた商品仕入れ
・商品数の平準化できる仕組みづくり

< 早番 >
 7:00  出勤。農業者の品出しをサポート、商品確認と陳列。
       出荷者さんとのコミュニケーションが最も重要。
 8:00  開店準備(レジあけや販促グッズの準備)
 8:30  開店。店内巡回。
 9:00  売り場でのお客様対応。
       接客をしながら「いつ、どのような商品が売れているのか」
       を学ぶ。
12:00  昼食
13:00  スタッフ打合せや役場での打合せ
14:00  施設管理やイベント出店の検討、シフト調整、
       仕入れ品検討など。 
14:45  退勤。帰宅 →退勤時間が早いため、
       プライベートの時間が有効に使えます。



< 遅番 >
10:15  売り場でのお客様対応。
12:00  昼食
13:00  売り場対応の空き時間を活用して
       Instagram情報発、googleマップへのコメント返信、
       イベントの調整など
16:00  運営協議会会議(月1回程度)
       農作業現場の取材・手伝い
17:00  閉店作業
18:00  退勤



< 1週間のシフト(例) >
 
 1年目は早番のシフトを中心に組むことで、
 生産者さんとたくさんコミュニケーションがとれます。

月曜日  早番(7時?15時)
火曜日  休み
水曜日  休み
木曜日  遅番(10時?18時)
金曜日  早番(7時?15時)
土曜日  早番(7時?15時)
日曜日  早番(7時?15時)

< 2年、3年目の仕事 >
 1年目に、フロアマネージャーの仕事をしっかり覚え、生産者さんとの関係性を築くことができたら、課題解決に向けて、新しい取り組みを店長らと協力して行っていきます。

 新規出荷者の掘り起こしや、高齢者の方でも農作物を出荷していただけるような環境づくり、自ら集荷作業に村内を回る可能性もあります。農業の高齢化は、全国が抱える課題です。地域の理解を得ながら進めていく方法を模索していきましょう。



<こんな方におすすめ>
・スーパーマーケットや道の駅、直売所、飲食など小売店・サービス業での
 経験がある方
・農業者と関わりながら、地域密着で農業を支える仕事に興味がある方
・新しい人と接することに抵抗がなく、コミュニケーションを楽しめる方

 いずれかに当てはまる方、ぜひお問い合わせ・ご応募をお待ちしています

赤村特産物センターインスタグラム

<どんな仲間と働くの?>

 直売所フロアマネージャーが一緒に働く、職員の自己紹介をいたします。

吉村公彦(よしむらきみひこ)さん 写真中央
赤村特産物センター店長の吉村です。出身は東京都世田谷区、結婚を機に千葉県船橋市に移住。東京の大学卒業後、宝飾時計商社の勤務を経て、地域おこし協力隊として2年前から赤村特産物センターの店長に就任しました。新たな場所での新たな挑戦に不安はあると思いますが、同じ地域おこし協力隊として、ともに赤村特産物センターを盛り上げていけたら幸いです。



春本江梨湖(はるもとえりこ)さん 写真右
赤村特産物センター副店長の春本です。生まれも育ちも赤村で地元の高校卒業後、民間企業での勤務を経て、赤村特産物センターの職員に採用されました。赤村特産物センターは、地元の元気な農家さん達の協力で、地元の新鮮野菜が自慢の施設です。農家さんの高齢化がすすむ中、これからも新鮮な地元野菜が販売できるようともに頑張りましょう。



神吉一孝(かみよしかずたか)さん 写真左
産業建設課 産業振興係の神吉です。赤村特産物センター担当。生まれも育ちも赤村で役場勤務が25年目になります。赤村特産物センターの担当はまだ2年目と経験が浅いですが、店長をはじめスタッフの皆様と一緒にセンターを盛り上げていけたらと思っています。不安もあると思いますが、できる限りサポートしますので、まずは自然豊かなこの赤村を好きになってもらい、赤村を一緒に盛り上げてください。

<赤村の紹介>

 赤村は車や電車で北九州市から約1時間、福岡市から1時間半と都市圏に近い場所にあります。
 
 英彦山を水源に持つ今川をはじめ、多くの清流が流れる緑豊かな村です。市町村合併に頼らず、130年以上も村であり続ける、小さくても豊かな自立経営を志してきました。
 
 また、環境配慮型の農業に力を入れているほか、34年の歴史を持ち近隣の都市農村交流事業の先駆けとなった体験型農業イベント「DO YOU 農?」、じーちゃんがつくる新鮮な朝どれ野菜や、元気なかーちゃんがつくる弁当・惣菜が並ぶ「赤村特産物センター」など、多くの村民に支えられて、さらに多くの村外ファンを持つ村です。

 今回募集する赤村特産物センターのほかにも、設立から32年を迎えた自然体験施設「源じいの森」があります。村内唯一の宿泊施設で、和洋両タイプの宿泊・研修・キャンプ施設をはじめ、陶芸等が体験できる施設もあります。露天風呂やサウナ、家族風呂、休憩室の大広間などがあり、1日中ゆっくりと体を癒すことができます。地域おこし協力隊や地域プロジェクトマネージャーも活躍しています。



<最後に>
 
 赤村は里山の小さな村です。特産物センターは村の住民や出荷者が、協議会をつくり運営してきたため、民間企業ほどの十分な運営体制とは言えないかもしれせん。それでも、これまで地域の方々やかーちゃんたちの温かい女性パワーでさまざまな先駆的な事例を生み出し、工夫をして精一杯盛り立ててきました。これからは「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」をしっかり見極め、経営していきたいと思っています。

 今までの良さを継承しながら、新しい取り組みを実行するため、あなたの力をかしてください。そのために、一緒に汗を流してくださる方のご応募をぜひお待ちしております。



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<募集要項>

■雇用関係の有無  あり

■業務概要
福岡県赤村の会計年度任用職員として委嘱し、
特産物センターのフロアマネージャー業務を行います。

【目指すこと】
・来客数、売上のアップ
・高齢の方でも出荷できる仕組みづくり
・買い物客のニーズに合わせた商品仕入れ
・商品数の平準化できる仕組みづくり

【日々の業務】
 上記取り組みと同時に出荷サポート、集荷、店舗運営業務など日々の運営を行います。

■募集対象
・本募集要項を理解し、特産物センターの運営を通して
 赤村の地域に貢献する意欲のある方
・年  齢  問いません 
・性  別  問いません
・住所要件  地域おこし協力隊の地域要件を満たしていること
       (お問合せください)

<必須条件>
・三大都市、政令指定都市、県庁所在地、中核都市等に住民票がある方で、
 任期中赤村に住民票を異動できる方
・行政区(隣組)に加入できる方
・普通自動車免許を取得している方
・令和6年7月~8月までに着任できる方

<必須スキル>
・運転免許があること
・パソコンで最低限の報告書などの書類作成ができること

■募集人数  1名

■勤務地   赤村役場産業建設課に在籍し福岡県赤村特産物センターでの
       出向勤務となります。
       農業者等とのコミュニケーションを深めるため、
       村内外に出て勤務することもあります。

■勤務日数等 勤務日数週5日  (勤務日数は毎月21日程度)
       勤務時間 1日 6時間45分(朝7時?18時の間の勤務)
       勤務日及び勤務時間は平日日数、シフト状況等によって
       変更があります。

       農業者の出荷受入業務もあるため、早朝からの勤務もあることを
       ご理解ください。
       時間外や勤務日以外に勤務が生じた場合は、代休対応となります。

■雇用形態  会年度任用職員パートタイム(地域おこし協力隊)として
       村長が任命します
       雇用期間は委嘱の日から令和7年3月31日(月)までとし、
       最長で3年間延長(1年ごとの更新)
       勤務開始は、令和6年7月?令和6年8月の間を予定(応相談)
       業務に支障のない範囲で、兼業副業も可能です。
                   
■給  与  月額20万円 総額240万円程度
       別途、引越し等の着任にかかる経費を手当します。(20万円上限)

■福利厚生 ・健康保険、厚生年金、雇用保険に加入します。
      ・住宅は村で適切な物件を用意し、
       家賃は村が負担します。(活動経費) 
      ・業務に必要な車両は村が用意します。(活動経費等)
      ・パソコン等の活動に必要な機材は村で準備します。(活動経費)
      ・年次有給休暇は年間10日以内、その他特別休暇等は
       赤村会計年度任用職員の規定に従うものとします。
      ・業務に関連する起業や個人事業主、就農を赤村でする場合は、
       地域おこし協力隊起業補助金の対象となります。
       上限100万円です。(内容の審査があります)
         
■申込受付期間  
令和6年5月12日(日)まで

■審査方法  〇応募申込方法
       ・履歴書・職務経歴書(JIS規格形式、写真添付)
       ・動機レポート(A4サイズで書式自由)400字程度
   
          上記をパソコン等で作成し、
          メールまたは郵送にて提出して下さい。

       (1)一次選考(書類審査)
         選考結果は締め切り後すみやかに応募者全員に対し、
         申込書記載の住所に書面にて通知送付いたします。
         オンライン面談を行う場合があります。
       
       (2)二次選考(面接) 6月初旬
         一次選考合格者を対象に役場にて面接を行います。
       
       (3)着任(7?8月) 着任時期は応相談

ーーーーーー

申し込み・問い合わせ先
〒824ー0432
福岡県田川郡赤村大字内田1188番地
赤村役場内 総務課
「赤村特産物センター地域おこし協力隊公募係」
担当 佐々木

TEL:0947ー62ー3000
Email:aka-seisaku@vill.aka.lg.jp 


参考URL

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